作者『PowerEA』さんのEA『Acrobat_M15』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→56点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『Acrobat_M15』は良いEAだとは思いますが、もう少し数字のパフォーマンスと資産推移の安定感があると、なお良かったです。
また個人的にはパラメータの設計が好みではありません。
この『Acrobat_M15』は、以下の通貨ペアが推奨されていますので、当サイトでも同じ通貨ペアでバックテストしてみました。
EUR/JPY,USD/JPY,GBP/USD,EUR/USD,(XAU/USDは長期のヒストリカルデータが無いため割愛)
上記の平均値になりますが、
プロフィットファクタは1.20ということで、合格ラインには届かず。
最大ドローダウンも6.36%:195.65ドルということで、小資金の方にはちょっと使いづらいレベルです。
資産推移のグラフですが、全体的に長期のパッと見では右肩上がりで良いのですが、
中期は長めの不調期があったり、短期でも波が少し大きい印象です。
もう少しドローダウンと資産推移の波が小さいと、使いやすいEAになったと思います。
また、この『Acrobat_M15』はパラメータの設計にMaxSpreadが無く、個人的には好みではありません。
フラッシュクラッシュは実際に過去に何度も起こっています。スプレッドの急拡大局面で約定するのは圧倒的に不利です。
もし仮に内部で制御されていたとしても、それがどういう値でどのようにコントロールされているのか分からないのは、とても不安です。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:4点/(20点満点中)
最大ドローダウン:13点/(20点満点中)
1年間の取引数:9点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:16点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:7点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:7点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『Acrobat_M15』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:1.20
・最大ドローダウン:6.36%:195.65ドル(初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:68.27%
・1通貨ペア当たりの1年間の平均取引数:約91回
・1通貨ペア当たりの1年間の平均損益額:約4990円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:EUR/JPY,USD/JPY,GBP/USD,EUR/USD,XAU/USD
・チャートの使用時間軸:15分足
(↓以下は作者「PowerEA」さんの説明です↓)
このEA「Acrobat_M15」は、長期のトレンドに順張りして利益を狙います。
<概要>
・通貨ペア:EURJPY,USDJPY,GBPUSD,EURUSD,XAUUSD
・時間足:15分足
・スタイル:デイトレード
・ポジション数:各通貨ペア最大1ポジション
・ナンピン、マーチンゲール:なし
<特徴>
長期のトレンド方向を捉えてエントリーを行います。
トレイディングストップ搭載で一定の利益を確保しつつ勢いのある相場では利益を伸ばしていきます。
5通貨ペア対応で、バックテスト上では年間マイナスはありません。
なるべく長期目線でコツコツ稼いでいけるよう調整をしています。
※バックテストはマニュアルをご確認ください。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『Acrobat_M15』は悪いEAではないと思うのですが、
もう少し資産推移の安定感と数字のパフォーマンスが欲しいのと、パラメータの設計にMaxSpreadが無いため、
個人的には使いたいとは思えないEAとなってしまいました。
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