作者『TryStar』さんのEA『gee_Avant_Scal_AUDJPY_M15』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→36点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『gee_Avant_Scal_AUDJPY_M15』は残念ながら使いづらいEAになると思います。
プロフィットファクタは0.83ということで、合格ラインにはだいぶ届かず。
最大ドローダウンも80.87%:2529ドルということで、小資金の方なら破綻状態です。
このEAの作者である『TryStar』さんの作品は全般的に傾向がありますが、直近の相場に合わせ込んで作られたEAが多いです。
それはそれでアリなのですが、
長期で見た場合、停滞期でも大きなマイナスが無ければまだ良いのですが、
この『gee_Avant_Scal_AUDJPY_M15』は残念ながら長期テストの内で、長い期間で右肩下がりのマイナスが続いています。
そしてごく短い直近のみが地合いに合っている・・・という特性ですので、このEAで利益を出し続けるのは難しいという印象です。
ここまでハッキリとした長期のリスクを負って短期のリターンを取りに行くのは、あまり得策ではないような気がします。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:1点/(20点満点中)
最大ドローダウン:1点/(20点満点中)
1年間の取引数:20点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:3点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:8点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:4点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『gee_Avant_Scal_AUDJPY_M15』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:0.83
・最大ドローダウン:80.87%:2529ドル(初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:79.71%
・1通貨ペア当たりの1年間の平均取引数:約1017回
・1通貨ペア当たりの1年間の平均損益額:約-16212円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:AUD/JPY
・チャートの使用時間軸:15分足
(↓以下は作者「TryStar」さんの説明です↓)
このEA「gee_Avant_Scal_AUDJPY_M15」は、着実に利益が積み上がりますので、長く運用して下さい。
取引通貨:AUD/JPY
取引スタイル:スキャルピング
取引時間足:M15
・AUD/JPYのM15のスキャルピングです。
・高勝率、低ドローダウンのスキャルピングEAです。
・エントリー条件に合えば、終日エントリーします。
・目標利益、または、内部ロジックによるトレーリングストップにて決済します。
・デフォルトの設定では、市場が休日である土曜・日曜に保有ポジションを持ち越さないように、週末(日本時間の土曜日の深夜)に全保有ポジションを決済します。設定を変更すれば、週またぎのトレードも可能です。
※ナンピン、マーチンゲールのロジックは使用しておりません。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『gee_Avant_Scal_AUDJPY_M15』は直近の相場に合わせた設計のようですが、
あまりに好調期が短すぎて長期のリスクは大きいEAのように感じました。
よって、当サイトのポートフォリオとしては見送りにいたします。
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