作者『SO-YA』さんのEA『mani-system2_USDJPY_M30』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→56点／（100点満点中）
■検証評価コメント：
『mani-system2_USDJPY_M30』は、悪いＥＡではないのですが、合格ラインまであと一歩というおしいＥＡとなりました。
最大ドローダウンが2.77％ということで低めに抑えられて良いのですが、
プロフィットファクタが1.26ということで、もう少し欲しかったです。
ブレイクアウトやトレンドフォロー系のＥＡは、プロフィットファクタがそう高くないですし、トレード数も少なめなのが一般的ですが、それでもそういうタイプのＥＡは利益が大きいです。
ですが、この『mani-system2_USDJPY_M30』は利益もあまり大きくないのと、
資産推移のグラフを見ると、直近の数年間に最適化されていて、長期では低迷期が長く続く場合もありそうです。
短期中期では波が多少あっても良いので、もう少し長期の安定感と利益がほしいところでした。
不調期回避戦略がちょっと使いづらい感がありますので、残念ながら『mani-system2_USDJPY_M30』の使用は見送りになると思います。
■個別項目評価採点：
プロフィットファクタ：4点／（20点満点中）
最大ドローダウン：17点／（20点満点中）
1年間の取引数：7点／（20点満点中）
資産グラフがキレイな右肩上がり：12点／（20点満点中）
売りと買いのトレード数のバランス：9点／（10点満点中）
トレード手法の安全性：7点／（10点満点中）
それでは実際に、ＥＡ『mani-system2_USDJPY_M30』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ：1.26
・最大ドローダウン：2.77％（資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合）
・1年間の取引数：約70回
・使用通貨ペア：USD/JPY
・使用時間足：30分足
（↓以下は作者「SO-YA」さんの説明引用です↓）
安定したポートフォリオ構築にどうぞ！
取引通貨：USD/JPY
取引スタイル：デイトレード、スイングトレード
取引時間軸：30分足（M30）
長短の移動平均線を利用したシンプルロジックです。最大ドローダウンを抑えた安定稼働を優先していますので、ポートフォリオの１つとしてご検討ください。
（↑以上が作者さんの説明です↑）
ということで、『mani-system2_USDJPY_M30』はプロフィットファクタと長期での安定感や利益があと一歩足りないということで、ポートフォリオへの採用は見送りといたしました。
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