作者『EA daisuke』さんのEA『Conquers for EURJPY Ver2』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→75点／（100点満点中）
■検証評価コメント：
『Conquers for EURJPY Ver2』は良いEAだと思います。
トレンドフォロー型ということで、勝率は51％でプロフィットファクタも1.30ということで、高くはないですが、
その割に最大ドローダウンも2.61％と低めに抑えられていますし、利益もそこそこ乗りますので、良いEAだと思います。
ただし、勝率と資産推移のグラフから分かる通り、短期中期で波があるのと、コツコツ負ける時期はガマンが要ります。
特に小資金で怖い方は、不調期回避戦略を使って『Conquers for EURJPY Ver2』を運用していくと良いと思います。
『Conquers for EURJPY Ver2』の使い方ですが、パラメータのロット調整項目が2箇所ありますので、両方忘れずに調整しましょう。
■個別項目評価採点：
プロフィットファクタ：6点／（20点満点中）
最大ドローダウン：17点／（20点満点中）
1年間の取引数：20点／（20点満点中）
資産グラフがキレイな右肩上がり：16点／（20点満点中）
売りと買いのトレード数のバランス：9点／（10点満点中）
トレード手法の安全性：7点／（10点満点中）
それでは実際に、ＥＡ『Conquers for EURJPY Ver2』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ：1.30
・最大ドローダウン：2.61％（資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合）
・勝率：51.17％
・1年間の取引数：約204回
・使用通貨ペア：EUR/JPY
・使用時間足：30分足
（↓以下は作者「EA daisuke」さんの説明引用です↓）
長期間の運用に向くEAです。
Conquers（コンカーズ）for EURJPYについて
EURJPY30分足で動作するトレンドフォロー型のEAです。
2007年からの相場と親和性が高くなるよう設計しています。それ以前の相場を加味すると収益性が低下することから、2007年からの相場で設計・検証を行っております。
検証には「ウォークフォワードテスト」を行い、2007年1月からのデータ使用でウォークフォワード効率は54％となっています。（2019年10月時点）
指標があるなしなどで稼働中止が推奨されるEAもありますが、本EAは基本的に常時稼働可能です。
もちろん指標や相場状況などにより稼働中止・手動決済する方法もありますが、本来のパフォーマンスを評価できなくなる可能性があります。
＜バックテストについて＞
掲載したバックテストは基本となるパラメータの設定値を用いています。一般的に掲載されるバックテストと同様にご覧下さい。
リカバリーファクター：17.1
プロフィットファクター：1.25
と通常の長期バックテストにおいても優れています。
＜バックテスト結果＞
https://gyazo.com/51c8e04b5c3999718eaf7a252a05f730
＜QuantAnalyzer結果（2007年から毎年プラスです）＞
https://gyazo.com/f07392d1b64e8b8cc8c1228062df610d
＜リアル口座での運用（2019/12/9～ 外為ファイネスト 複利運用）＞
https://gyazo.com/6d150c318c9801022e808f7493c456fa
＜リアル口座での運用（2019/12/9～ AVATRADE 固定ロット）＞
https://gyazo.com/d78cb9299ab9b2f7ff626e6128dbfbc4
（↑以上が作者さんの説明です↑）
ということで、『Conquers for EURJPY Ver2』は良いEAですが、トレンドフォロー型らしく、勝率が低めなのと短期中期で波がありますので
小資金で怖い方は、回しっぱなしにせず、不調期回避戦略を使って運用していくと良いでしょう。
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