作者『K.project』さんのEA『GGG』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→45点/(100点満点中)
■検証評価コメント:
『GGG』は悪いEAではないと思うのですが、ちょっと使いづらい面があります。
この『GGG』は、以下の5つの通貨ペアに対応していますので、当サイトでも同じ通貨ペアでバックテストしてみました。
USD/JPY, EUR/JPY, AUD/JPY, EUR/USD, GBP/USD
この5つの平均パフォーマンスですが、プロフィットファクタは1.17ということで合格ラインに届かず、
最大ドローダウンも20.51%となると、小資金の方にはちょっと使いづらいです。
資産推移のグラフも、多くの通貨ペアで波が大きく、不調期回避戦略も使いづらいように感じます。
『GGG』の良い面を挙げるとすれば、直近の相場環境には合っているようで、直近の成績は短期中期では波があるものの、長い目で見れば右肩上がりです。
また、トータルの利益もまずまず良いです。
ただ、それは大きめの最大ドローダウンが表しているように、リスクを取った上での利益ですので、小資金の方には難しいですし、資金量が多い方でも長い不調期ではメンタルが厳しいでしょう。
■個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:4点/(20点満点中)
最大ドローダウン:2点/(20点満点中)
1年間の取引数:15点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:10点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:9点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:5点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『GGG』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ:1.17
・最大ドローダウン:20.51%(資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:39.84%
・1年間の取引数:約151回
・使用通貨ペア:USD/JPY, EUR/JPY, AUD/JPY, EUR/USD, GBP/USD
・使用時間足:5分足
(↓以下は作者「K.project」さんの説明引用です↓)
少ない証拠金から始められて、EAをいつ稼働させても終了しても良いEAです。ぜひご利用ください。
これはトレンドフォロータイプのEAになります。エントリーと同時に利確ポイントと損切ポイントを設定します。途中でEAが利確・損切ポイントを修正することはありません。EAが利確・損切ポイントを設定すると、EAが稼働していなくてもその価格になると自動的に決済されます。
このため、EAをいつ稼働させても終了させても良い仕様になっています。ロットもいつでも変更可能です。また、利確・損切ポイントをご自身の裁量で変更しても他のトレードに影響のないようになっております。もちろん、稼働させっぱなしがEAの主たる運用方法になっておりますが、トレードが上手な方はご自身の裁量を入れて利益を上げることも可能な仕様です。
(よくあるナンピン系・マーチンゲールタイプのEAは、エントリー中のポジションを参照して次のエントリーを設定しているため、途中でEAの稼働を停止させられなかったり、勝手にポジションをクローズ決済させられなかったりします。)
ロットは常に固定(入力パラメータ通り)で、ポジション数のみでリスクの管理を行っています。マーチンゲールのように突然Lotが膨らんで、ハイリスクトレードになることはありません。
1通貨ペアのトレード数は少ないため、対象5通貨ペアを同時稼働させるのが推奨運用方法となります。
対象5通貨ペアを同時稼働で証拠金2万円($200)、0.01Lotエントリーから利用可能です。
バックテストの結果をマニュアル内に記載しています。ご覧ください。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『GGG』はトータルの利益はまずまず良いのですが、
最大ドローダウンが大きく、長い不調期もメンタル的に厳しいですので、資金量に関わらず、おすすめはできないEAとなってしまいました。
当サイトのポートフォリオにも加えることはできませんでした。
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