作者『Laney』さんのEA『RSM_USDJPY_M5_v1.1』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→79点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『RSM_USDJPY_M5_v1.1』は良いEAだと思いますが、もう少し安定感とパフォーマンスがあるとなお良かったです。
プロフィットファクタは1.38で合格ライン超え。
最大ドローダウンは2.89%:89.46ドルということで、他の優秀な朝スキャEAの中ではやや大きめかも知れません。
それが資産推移のグラフにも現れています。
朝スキャEAでトレード回数5000回超えのグラフですので、それを考えると短期中期の波はやや大きい印象です。
また、この『RSM_USDJPY_M5_v1.1』の長期バックテストでは、利益を稼いでいるのは前半の一部であり、後半の近年はずっと横ばい気味なのも気になります。
それらがドローダウンの数字にも現れていますし、トレード回数5000回超えであれば、もう少しトータルの利益額も欲しかったです。
かといって、ドローダウンを考えると小資金の方はロットを上げにくいと思います。
この『RSM_USDJPY_M5_v1.1』は売買履歴を見る限りですが、朝スキャ系EAの中でもエントリー対象の時刻帯がけっこう広いかも知れません。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:7点/(20点満点中)
最大ドローダウン:17点/(20点満点中)
1年間の取引数:20点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:17点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:10点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:8点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『RSM_USDJPY_M5_v1』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:1.38
・最大ドローダウン:2.89%:89.46ドル(初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:90.08%
・1年間の平均取引数:約360回
・1年間の平均損益額:約3800円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:USD/JPY
・チャートの使用時間軸:5分足
(↓以下は作者「Laney」さんの説明です↓)
「RSM_USDJPY_M5_v1.1」は、自分でも使いたくなるようなEAを開発しています。
【EA説明】
日本時間AM4:00~AM8:00までの間で、始値エントリーする朝スキャになります。
4pips利益が乗ると、
(買いの場合)現在値(Bid)の-2pipsの位置
(売りの場合)現在値(Ask)の+2pipsの位置
に逆指値を置きながら追随していきます。
更に9pips利益が乗ると、
(買いの場合)現在値(Bid)の-3pipsの位置
(売りの場合)現在値(Ask)の+3pipsの位置
と少し幅をとって追随していきます。
よって、一旦4pips以上の利益が乗ってしまえばプラスのエントリーとなるので、「せっかく最初は利が乗ったのに結局マイナスで終わった」という悔しい思いをする事が無くなります。
決済については、1ポジションあたり4pips前後での利確がほとんどですが、最大3ポジションを保有して小さな値幅を獲得していきます。(イグジットはAM8:00以降になる事もあります)
直近15年(2007/01/01~2021/12/31)のバックテストでは勝率約90%を出しており、現在、個人のリアル口座でも稼働させているEAになります。
下記はデモ口座でのフォワード(myfxbook)です。
https://www.myfxbook.com/members/laney/rsm-usdjpy-m5-v1/9143760
数種類の標準インジケーターのみを使用したシンプルなロジックのため、長く使い続けられると思います。
両建ては通常ありません。相場の状況次第では発生しなくもないため「両建て:あり」としています。年末年始(12/30~1/2)はエントリーしません。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『RSM_USDJPY_M5_v1.1』は良いEAだと思いますが、他の朝スキャ系EAと比較すると、もう少し安定感とパフォーマンスがあれば使いやすかったと思います。
よって今回は、ポートフォリオへの採用は見合わせになります。
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