作者『MiKN』さんのEA『TIIDA』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→80点／（100点満点中）
EAの検証評価コメント：
『TIIDA』は良いEAだと思います。
プロフィットファクタは1.63ということで高いですし、
最大ドローダウンも1.28％：42.64ドルということで低めに抑えられていて良いです。
トータル利益もまずまずあって、なおかつドローダウンが低めな所も長所になるでしょう。
資産推移のグラフについても、短期では少し波がある時期もありますが、長期・中期で安定感のある右肩上がりの推移になっています。
「5つのロジックを組み込んだアノマリーロジック」ということで、ドル円の通貨ペアのEAとしては王道のロジックになるのではないでしょうか。
ロジックが分散されている所も良いと思います。
EAの個別項目評価採点：
プロフィットファクタ：13点／（20点満点中）
最大ドローダウン：18点／（20点満点中）
1年間の取引数：17点／（20点満点中）
資産グラフがキレイな右肩上がり：18点／（20点満点中）
売りと買いのトレード数のバランス：6点／（10点満点中）
トレード手法の安全性：8点／（10点満点中）
それでは実際に、ＥＡ『TIIDA』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ：
・プロフィットファクタ：1.63
・最大ドローダウン：1.28％：42.64ドル（初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合）
・勝率：58.50％
・1通貨ペア当たりの1年間の平均取引数：約169回
・1通貨ペア当たりの1年間の平均損益額：約8681円（ロット0.01の場合）
・対応通貨ペア：USD/JPY
・チャートの使用時間軸：5分足
（↓以下は作者「MiKN」さんの説明です↓）
このEA「TIIDA」は、5つのロジックを組み込んだアノマリーロジック、15年間以上の長期バックテストで安定した収益を記録したワンポジ型EA。
東京市場の中値（AM9:55）前後の実需に着目し、以下の日にロング、ショートを仕掛けていくシンプルなロジックになります。
※ナンピン・マーチンは行いません。
・月末の中値決定後のショートエントリー
・ゴトー日の日本時間深夜のロングエントリー
・ゴトー日の中値決定後のショートエントリー
・金曜日の日本時間深夜のロングエントリー
・金曜日の中値決定後のショートエントリー
EAはロジックがシンプルなほど長期的に勝てる傾向にあります。日々相場の動きが変わる中で複雑なロジックだと長期的な優位性を保ち辛いためです。
本EAは非常にシンプルなロジックながらも、高い収益性を実現しております。
その優位性の裏付けとして、2007年から2022年までの15年以上のバックテストでも綺麗な右肩上がりで収益が推移しているのがわかります。
バックテスト結果と分析
https://miikun-fx.com/tiidaforgemforex/
当EAのこだわり：
■バックテスト環境
当EAは最もリアルに近いバックテストを行うことができる、TDS（TickDataSuite）という有料のバックテストツールを用いてバックテストを行っております。
「バックテストは好成績だけど実際に稼働したら使い物にならない」というのはよくある話ですが、
当EAは有料ツールを用いることで通常のバックテストではできない変動するスプレッドやスリッページ、スワップを考慮することができ、
「バックテストと実際稼働した際の乖離」が限りなく少ないEAになっております。
■カスタマイズ性のあるパラメータ
各ロジックのエントリーの可否や決済時間、利確/損切値などをユーザー様ご自身で変更できるようパラメータを設けております。
もちろんデフォルトのパラメータでそのまま動かして頂いても収益が期待できますが、
ご自身で最適化を行いたいという方のニーズも満たせるよう多くのパラメータを設けております。
◇名前の由来
TIIDAとは沖縄の方言で「太陽」を意味します。
太陽が昇る朝の時間帯にエントリーや決済が集中すること、真夏の暑い時期に開発したこと、 また朝に陽が昇るようにこのEAも収益を積み上げて行って欲しいことから、この名前を付けました。
（↑以上が作者さんの説明です↑）
ということで、『TIIDA』はドローダウンが低めで利益もまずまず、安定感もあって良いEAだと思います。
ポートフォリオの構成EAとして、候補になると思います。
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