作者『Gold Man Cat』さんのEA『Prytwen EURUSD v1』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→50点／（100点満点中）
検証評価コメント：
『Prytwen EURUSD v1』は、残念ながら良いＥＡではないようです。
とにかくプロフィットファクタが低すぎます。
その結果、取引回数は多いものの、利益がとても小さいです。時期によっては数年間マイナスが続きます。
バックテストとリアルトレードの相関性が少しでもズレれば、トータルでもマイナスになってしまいます。
総取引回数がそこそこあるのですから、もう少しエントリーを絞ってプロフィットファクタを高めれば、まずまず良いＥＡになったのではないでしょうか。
これだけ不調期が長いと、不調期回避戦略も使えないですし、好調期の利幅も小さいです。
個別項目評価採点↓
プロフィットファクタ：1点／（20点満点中）
最大ドローダウン：17点／（20点満点中）
1年間の取引数：20点／（20点満点中）
資産グラフがキレイな右肩上がり：2点／（20点満点中）
売りと買いのトレード数のバランス：8点／（10点満点中）
トレード手法の安全性：2点／（10点満点中）
それでは実際に、ＥＡ『Prytwen EURUSD v1』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ：1.07
・最大ドローダウン：4.81％（資金30万円、ロット0.01の場合）
・1年間の取引数：約420回
・使用通貨ペア：EUR/USD
・使用時間足：5分足
（↓以下は作者「Gold Man Cat」さんの説明です↓）
長期運用でコツコツと利益積み上げを目指したＥＡです。
スキャルピングの基本テクニックでトレード。
長期順張りで短期のプルバックを狙います。
ポジションは翌日翌週に持ち越さない安心設計。
最大でも毎日２０時にはポジションを決済。
（↑以上が作者さんの説明です↑）
ということで、『Prytwen EURUSD v1』は残念ながら、個人的には使いたくないＥＡとなってしまいました。
不調期回避戦略も使えず、活用法が難しいＥＡだと思います。
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