作者『Bee』さんのEA『Bee125_Multi_100』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→82点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『Bee125_Multi_100』は良いEAだと思いますが、パラメータの設計が好みではなかったのが残念でした。
この『Bee125_Multi_100』は、以下の3つの通貨ペアに対応しているということで、当サイトでも同じ通貨ペアでバックテスト検証してみました。
USD/JPY、AUD/JPY、GBP/JPY
この3つの平均パフォーマンスになりますが、
プロフィットファクタは1.75ということで、しっかり高くて良いです。
最大ドローダウンも2.14%:75.10ドルということで、まずまず低めに抑えられていて良いです。
またトータル利益額も、まずまず多めで良いと思います。
資産推移のグラフですが、長期のパッと見では右肩上がりで良いです。
AUD/JPYだけ中期・短期の波がややある感じですが、
USD/JPY、GBP/JPYは中期・短期も安定感がありそうに見えます。
ただし、トレード数が多めのグラフで圧縮して見ている形になっていますので、実際のリアルトレードではもう少し波を感じるかもしれません。
さてこのEA『Bee125_Multi_100』は、数字のパフォーマンスも安定感もあって良いEAだと思ったのですが、それゆえに、パラメータにMaxSpreadが無いのが残念でした。
特にロジックがスキャルということですので、利幅からすれば、なおさらスプレッドの影響は大きいと思います。
もし仮に内部でコントロールされているのだとしても、それがどのような値でどのように制御されているのかが分からないのは、個人的には不安が残ります。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:15点/(20点満点中)
最大ドローダウン:17点/(20点満点中)
1年間の取引数:18点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:17点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:7点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:8点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『Bee125_Multi_100』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:1.75
・最大ドローダウン:2.14%:75.10ドル(初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:57.89%
・1通貨ペア当たりの1年間の平均取引数:約180回
・1通貨ペア当たりの1年間の平均損益額:約10703円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:USD/JPY、AUD/JPY、GBP/JPY
・チャートの使用時間軸:5分足
(↓以下は作者「Bee」さんの説明です↓)
このEA「Bee125_Multi_100」は、3つの通貨ペアそれぞれ最大4ポジションで安定的に利益を積み上げることを目指します。
■特徴
・USD/JPY、AUDJPY、GBP/JPYに対応した5分足専用のスキャルピングEAです。
・移動平均線とRSIでエントリータイミングを計り、トレーリングストップで利益を増やします。平均利益が損失を上回る設定となっています。
・各通貨ペア、買いポジション、売りポジション、それぞれ最大4ポジション持ちます。
・エントリータイミングによっては両建てとなる場合がありますが、パラメータの設定により両建てを禁止することができます。
・ナンピン、マーチンゲールはしません。
・週末金曜日には全ポジションをクローズします。週末クローズ時間は以下の通りです。
日本時間 土曜日5:00(ニューヨーク冬時間の期間)
土曜日4:00(ニューヨーク夏時間の期間)
*この時間に強制クローズではなく、この時間までにロジックによりクローズします。
*使用するブローカーや稼働時期によりこの時間以前に取引時間が終了するような場合はクローズ処理ができないことがあります。
・チャートバー確定時にロジック判定するため、バックテスト時の「全ティック」と「コントロールポイント」に差がなく、フォワードとの乖離も少ない設計です。
■バックテスト
・バックテスト結果の詳細はマニュアルをご覧ください。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『Bee125_Multi_100』は数字のパフォーマンスも安定感もあって良いEAだと思うのですが、
パラメータの設計にMaxSpreadが無いのが残念でした。
こういうEAは、個人的には使いたくないというのが正直なところです。
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