作者『Penguin FX』さんのEA『White Bear V1 Apex2』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→88点/(100点満点中)
検証評価コメント:
『White Bear V1 Apex2』は悪いEAではないのですが、バックテストの数字が良いわりに、資産推移で低迷期が長い期間があるのが心配です。
数字としてはとても良いです。
プロフィットファクタが1.91で高いですし、最大ドローダウンも低めに抑えられています。
取引回数も多いですので、利益も乗っていくわけですが、時期的な得意不得意の差が大きいかもしれません。
資産推移のグラフを見ると、10年間の前半はとても調子が良いです。
しかし後半を見ると、直近の数年間ずっと低迷しています。
また、中期的な波もありますので、そのまま回しっぱなしにしないほうが良いと思います。
さらには、根本的に「リミット:8pips・ストップ:56pips」ということからも、典型的なコツコツドカン型のEAだということが分かります。
最初のスタートの回し始めだけ、大きめのドローダウンを待って消化してから回し、そこから回しっぱなしにするか、
あるいは『不調期回避戦略』を使うと良いでしょう。
もう一つの注意点ですが、『White Bear V1 Apex2』は初期設定で「複利」になっています。
複利のままですと、プロフィットファクタも落ちていますし、最大ドローダウンがかなり大きくなりますので、大きなリターンを狙いたい場合はそのままで結構ですが、怖い場合は単利に切り替えることです。
パラメーターの項目で「MM」がありますので、「true」から「false」へ切り替えてください。
個別項目評価採点↓
プロフィットファクタ:18点/(20点満点中)
最大ドローダウン:18点/(20点満点中)
1年間の取引数:20点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:15点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:9点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:8点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『White Bear V1 Apex2』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ:1.91
・最大ドローダウン:2.29%(資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・1年間の取引数:約250回
・使用通貨ペア:EUR/USD
・使用時間足:5分足
(↓以下は作者「Penguin FX」さんの説明です↓)
当 EA は、非ナンピン、非マーチンゲールタイプの EUR/USD(5 分足)専用逆張りスキャルピング EA です。
トレンドの判定は 30 分足で行い、トレンドの方向に(順張り)、5分足を使って逆張りでエントリーします。
設定された TP(リミット値)、SL(ストップ値)に達する前に決済されることがほとんどでトレード時間が短いのが特徴です。
当 EA には、「RSI Modify Lot」と名付けた「可変 Lot」機能を搭載しています。デフォルトで「true=使用する」に設定しています(参照:4-2)。
最大3ポジション保有します(固定)。
トレード時間帯(エントリー)は、White Bear V2 と同設定で、日本時間の22時15分から翌6時45分までです。
トレード時間帯をコントロールする「Time Filter」、金曜日夜のトレードの可否を制御する「Friday Filter」、月曜日朝のトレードの可否を制御する「Monday Filter」、指標時のトレードの可否を成業する「News Filter」を搭載しています。
■WhiteBearV1apex2のパラメータ詳細。
通貨:EURUSD
時間軸:5分足
タイプ:スキャルピング
手法:逆張り
リミット:8pips
ストップ:56pips
MAXポジション:3
Gomaクローズ機能:有り
RSImodifylot機能:有り
NEWSフィルター機能:有り
金曜・月曜フィルター機能:有り
長い時間足(30分足)でトレンド判定をし、5分足で逆張りでのエントリーです。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『White Bear V1 Apex2』は悪いEAではないのですが、そのまま回しっぱなしにするのは少し怖いので、スタートだけ大きめのドローダウンを消化してから回し始めるか、不調期回避戦略が良いでしょう。
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