作者『Sawyer』さんのEA『Sprout Ver.1.1.0』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→75点/(100点満点中)
■検証評価コメント:
『Sprout Ver.1.1.0』は良いEAだと思います。
プロフィットファクタが1.40で合格、最大ドローダウンも2.26%ということで低いです。
ですが、残念ながら取引回数が少ないためになかなか利益が伸びていきません。
そして、資産グラフの推移も見て分かる通り、マイナス期が多く、長い期間減り続ける時期に耐えないといけません。
ブレイクアウト・トレンド系のEAは、コツコツ負けてドカンと稼ぐ特徴がありますので、それを十分理解した上で根気よく運用しなければいけませんが、短気な方にはなかなか辛いと思います。
勝率も36%ですので、毎日細かく結果を追っていくと辛いです。
もちろん、ブレイクアウト・トレンド系のEAは勝率が低いのは当たり前ですので、そういう目で見なければいけないのですが、ブレイクした時の利益が物足りないと回し続けることに疑問を持ってしまいます。
ですので、使う場合は複数の通貨ペアで回しっぱなしにするか、個別に『不調期回避戦略』を使うと良いでしょう。
■個別項目評価採点
プロフィットファクタ:14点/(20点満点中)
最大ドローダウン:19点/(20点満点中)
1年間の取引数:10点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:16点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:8点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:8点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『Sprout Ver.1.1.0』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ:1.40
・最大ドローダウン:2.26%(資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・1年間の取引数:約100回
・使用通貨ペア:USD/JPY,EUR/JPY,EUR/USD,GBP/USD
・使用時間足:30分足
(↓以下は作者「Sawyer」さんの説明です↓)
SPROUT[新芽]のように保有したポジションが成長しながら収益を上げる EAです。
実際にEAを運用するときに保有しているポジションの含み損が大きくなってしまい、不安に思うことがあると思います。
このEAでは損が出たら即時手仕舞いを行い、基本的に保有しているポジションは含み益の状態とすることで、運用を行う際の心理的な負担を軽減出来るように設計しました。
損切りは内部ロジックによるトレンドの収束を確認した場合またはSLにより決まります。
また、SLの値は各通貨毎に異なります。(EA内部により設定済み)
利益確定は内部ロジックの他にトレーリングストップによる利益確定を行います。
【ロジック】
仕掛け
・短期時間軸の BB と CCI によるトレンドの初動に仕掛ける順張りトレード
・移動平均による長期トレンドの確認 (長期トレンド方向にのみ仕掛けます。)
手仕舞い
・トレンドの収束の確認による手仕舞い
・TP/SL による手仕舞い
・トレーリングストップによる利確
運用上の注意
過去のトレンド把握のため過去 3000 本足迄のデータを参照します。そのため、MT4 のオプション設定でチャートの最大バー数を 3000 以上に設定して下さい。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『Sprout Ver.1.1.0』は良いEAですが、単独の回しっぱなしにしないで、4通貨で回すか、個別に不調期回避戦略を使うと良いでしょう。
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