作者『Y.A.A.I』さんのEA『Channel Breakout EA』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→63点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『Channel Breakout EA』は良いEAだと思いますが、もう少しパフォーマンスと安定性が欲しいところでした。
この『Channel Breakout EA』は以下の3つの通貨ペアに対応していますが、XAU/USDは長期の正確なヒストリカルデータが無いため割愛し、AUD/JPY, GBP/JPYの平均値で検証いたしました。
AUD/JPY, GBP/JPY, XAU/USD
平均パフォーマンスになりますが、
プロフィットファクタが1.23とわずかに合格ラインに届かず、
最大ドローダウンも4.32%ということで、使えない範囲ではありませんがやや高めです。
利益額でもそうですが、足を引っ張ったのはAUD/JPYです。
GBP/JPYのほうは、PF1.29で利益額はまずまず良いです。
ただし、この『Channel Breakout EA』全体的に、資産推移の波がやや大きめでもう少し安定性があれば良かったです。
勝率の低さや資産推移グラフの形状からも分かりますが、トレンドフォロー型EAということで多少の波は必ず出ますが、それでもちょっと使いづらいくらい短期中期で長引く場面があるので、難しそうです。
もう少し細かくリズム良く波があるならば、不調期回避戦略で運用できるのですが、現状ではちょっと難しそうで、「あと一歩」という惜しいEAだと感じました。
それでもGBP/JPYのほうは、長期トータルでの利益額はまずまず良いですので、
長期視点を持ち、トレンドフォロー型EAの勝率の低さを理解し、そこそこの資金量とメンタルがある方には良いEAだと思います。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:5点/(20点満点中)
最大ドローダウン:15点/(20点満点中)
1年間の取引数:12点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:15点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:9点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:7点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『Channel Breakout EA』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:1.23
・最大ドローダウン:4.32%(初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:34.47%
・1年間の平均取引数:約123回
・1年間の平均損益額:約7400円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:AUD/JPY, GBP/JPY, XAU/USD
・チャートの使用時間軸:1時間足
(↓以下は作者「Y.A.A.I」さんの説明引用です↓)
「Channel Breakout EA」は、有名なチャネルブレイクアウトを用いたトレンドフォロー型EAです。
チャネルブレイクアウトは古典的で誰もが知っている手法ですが、現在でも十分通用する手法です。
本EAはその手法の優位性のあるポイントで取引を行います。リスクリワードは必ず1:2以上となるように設計されており、損小利大を実現します。
開発時には、過剰最適化を避けるために以下の点について配慮して開発しております。
・バックテストでは十分に多いトレード結果を得る。開発者の基準は2000回以上(全通貨ペアの合計)
・設定したパラメータの数値を前後に動かした時に全てのパラメータセットで同様の結果が得られる事を確認する。
ナンピン、マーチンゲールといった類の手法は使用しておりませんが、資金管理には十分にご注意ください。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『Channel Breakout EA』は良いEAだと思いますが、
もう少し安定性とパフォーマンスがないと、小資金でメンタルが強くない方には厳しいと思いますので、
今回はポートフォリオの候補としてはいったん見送りといたしました。
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