作者『ごる』さんのEA『Beard Cutter2』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→63点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『Beard Cutter2』は悪いEAでは無いと思うのですが、もう少しトレード数ならびに利益額と安定性が欲しいところでした。
この『Beard Cutter2』は以下の4つの通貨ペアに対応しているのですが、最初の二つを行った時点で、とてもバックテスト負荷が大きいこととEAの素性も分かったので、残りの通貨ペアは割愛させていただきました。
GBP/NZD,GBP/AUD,EUR/NZD,EUR/AUD
平均パフォーマンスになりますが、
プロフィットファクタが2.54で高いですし、最大ドローダウンも2.14%でまずまず低めに抑えられていて良いです。
資産推移のグラフですが、長期では最後には右肩上がりになりますが、通貨ペアによってはかなり波もあり、もう少し安定感が欲しいところです。
『Beard Cutter2』は、プロフィットファクタの数字は良いですし、最大ドローダウンの数字も悪くないのですが、いかんせんトレード数が少なすぎます。
最大同時保有ポジション数が3つということを考えると、年間平均16回はあまりにも少ないです。
それに比例して利益額も少なくなるわけですが(ロットを上げれば利益額は増えるわけですが)、それよりも問題は、
統計学上の分母の少なさでデータの信ぴょう性が疑われてしまうことです。
朝スキャ系EAは他にも優秀なものがたくさんありますので、それらと比べてしまうと少し見劣りしてしまうのが正直な印象です。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:20点/(20点満点中)
最大ドローダウン:17点/(20点満点中)
1年間の取引数:2点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:14点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:4点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:6点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『Beard Cutter2』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:2.54
・最大ドローダウン:2.14%(初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:75.11%
・1年間の平均取引数:約16回
・1年間の平均損益額:約1300円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:GBP/NZD,GBP/AUD,EUR/NZD,EUR/AUD
・チャートの使用時間軸:5分足
(↓以下は作者「ごる」さんの説明引用です↓)
「Beard Cutter2」は、エントリー頻度は低いですが、勝率と対応通貨ペアでそれをカバーするようなEAに仕上がってます。
【概要】
『Beard Cutter』の進化版です。
スプレッド耐性を更に高める為に少しロジック変更しました。
更に、曜日毎にエントリーONN/OFF出来る機能も追加しました。
トレンドが発生しにくい日本時間の早朝または、特定の深夜時間帯で発生する突発的な価格変動を検知してエントリーするEAとなっております。
【ロジック】
片側で最大3つのポジションを持ちます。
ナンピンやマーチンではなく、3つの異なるロジックでエントリーしますので、一方的なトレンドが発生してもリスクが限定されるようになっています。
T/PとS/Lを予め設定しておりますが、到達することは稀で、ほとんどの場合、内部ロジックで決済します。
比較的エントリー数が少ないですが、厳選したエントリーポイントによる高勝率と、複数通貨ペアの同時稼働により利益を獲得する仕様になっております。
限られた時間でのみ稼働するEAですので、他のEAとポートフォリオを組めるEAとなっております。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『Beard Cutter2』は悪いEAではないと思うのですが、もう少し安定性と、トレード数からくるパフォーマンス・データの信ぴょう性が欲しいところでした。
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