作者『Y.A.A.I』さんのEA『BB band Strategy』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→83点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『BB band Strategy』は良いEAだと思います。
この『BB band Strategy』は、以下の18個の通貨ペアが推奨されていますので、当サイトでも同じ通貨ペアでバックテストしてみました。
USD/CHF、GBP/USD、EUR/USD、USD/JPY、USD/CAD、AUD/USD、EUR/GBP、EUR/AUD、EUR/CHF、EUR/JPY、GBP/CHF、CAD/JPY、GBP/JPY、AUD/NZD、AUD/CAD、AUD/JPY、CHF/JPY、EUR/CAD
この18個の平均パフォーマンスになりますが、
プロフィットファクタが1.65と高くて良いです。
最大ドローダウンも2.93%と、まずまず低めに抑えられています。
資産推移のグラフですが、平均的には長期のパッと見では右肩上がりで良いです。
しかし、通貨ペアによって差が結構あるように思います。
数個は、短期中期で波がやや大きめで、ちょっと使いにくそうです。
また数個は、数字のパフォーマンスはとても良いのですが、一時期の大きな利益が全体を押し上げていて、近年は横ばい気味のものもいくつか見られました。
ですので、この『BB band Strategy』だけでポートフォリオを組むのはおすすめできません。
選別した上で、他のEAの他の通貨ペアと混ぜ合わせてポートフォリオを構築した方が良いでしょう。
また、朝スキャ系EAではすでに良いEAがゲムフォレックスにはたくさんありますのと、
ボリンジャーバンドのテクニカルで長めの時間足を使うという点が、バックテストとリアルトレードの相関性の面では少し心配なEAではあります。
しばらくフォワードを観察してから、運用候補の検討にしたいところです。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:13点/(20点満点中)
最大ドローダウン:17点/(20点満点中)
1年間の取引数:20点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:17点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:8点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:8点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『BB band Strategy』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:1.65
・最大ドローダウン:2.93%(初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:72.49%
・1年間の平均取引数:約305回
・1年間の平均損益額:約10000円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:USD/CHF、GBP/USD、EUR/USD、USD/JPY、USD/CAD、AUD/USD、EUR/GBP、EUR/AUD、EUR/CHF、EUR/JPY、GBP/CHF、CAD/JPY、GBP/JPY、AUD/NZD、AUD/CAD、AUD/JPY、CHF/JPY、EUR/CAD
・チャートの使用時間軸:30分足
(↓以下は作者「Y.A.A.I」さんの説明引用です↓)
「BB band Strategy」は、ボリンジャーバンドを使った単純な戦略です。複数の通貨ペアへの適用が可能で、過剰最適化を避ける為に完全同一設定としています。
ボラティリティの低い時間に逆張りで仕掛けます。ほとんどのポジションは24h以内に決済されます。
ナンピン、マーチンゲールといった類の手法は使用しておりません。
過剰最適化を避けるため以下の点について配慮して開発しました。
・バックテスト期間は2005年~2021年とし、十分に多いトレード結果を得る。開発者の基準は2000回以上。
・設定した全パラメータの数値を前後に動かした時に全てのパラメータセットで同様の結果が得られる事を確認する。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『BB band Strategy』は良いEAだと思いますが、
ボリンジャーバンドで長めの時間足を使うので、リアルトレードとの相関性がちょっと心配なので、しばらくフォワードを観察してから検討してみたいです。
またこのEAを使うとしても、通貨ペアによってかなり優劣の差があったり、
数字のパフォーマンスが良い通貨ペアも、近年は横ばいであまり伸びていないものもありますので、しっかり選別したほうがいいでしょう。
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