作者『MRCN』さんのEA『Dr Morning M1 BUY ver』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→61点/(100点満点中)
EAの検証評価コメント:
『Dr Morning M1 BUY ver』は悪いEAではないと思うのですが、長期で使い続けるのはちょっと難しいかもしれません。
この『Dr Morning M1 BUY ver』は、14個の通貨ペアに対応しているとのことで、同じ通貨ペアでテストし始めたのですが、最初の数個をテストした時点でEAの素性が分かったのと、結果があまり良くなかったため、テストを終了しようと思いました。
ただ、あまりにサンプルが少ないとアンフェアになりますので、一般的に朝スキャで成績が良い通貨ペアのテストをいくつか足して平均値を出してみました。
USD/JPY、CHF/JPY、EUR/JPY、AUD/CAD、AUD/NZD、EUR/AUD、EUR/CAD
上記の7つの平均パフォーマンスになりますが、
プロフィットファクタは1.33、最大ドローダウンは4.38%:133ドルとなっています。
この数字だけを見ると使えない範囲ではないのですが、資産推移を見ると、長期の成績がまずまず良い通貨ペアでも、中期の長い停滞期を持っていることが気になります。
他に気になる点としては、
チャートの時間軸に1分足を使っているためノイズが多くなりがちなのと、
売りトレードはゼロで、買いトレードに特化しているEAですので、相場環境や証券会社の調整変化で不利になる可能性もあります。
全体的にトレード数がすごく多いEAですので、もっとエントリーを絞って、数字のパフォーマンスも資産推移の安定感も向上できたのではないかと感じました。
また、EAのパラメータですが、MaxSpreadの100はおそらくpoint表示ではなくpips表示だと思われますので、もし使う場合はそのまま使わないで必ず通貨ペアごとに調整するようにしましょう。
EAの個別項目評価採点:
プロフィットファクタ:7点/(20点満点中)
最大ドローダウン:15点/(20点満点中)
1年間の取引数:20点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:13点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:1点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:6点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『Dr Morning M1 BUY ver』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ:
・プロフィットファクタ:1.33
・最大ドローダウン:4.38%:133ドル(初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合)
・勝率:58.82%
・1年間の平均取引数:約481回
・1年間の平均損益額:約2300円(ロット0.01の場合)
・対応通貨ペア:USD/JPY、CHF/JPY、EUR/JPY、AUD/CAD、AUD/JPY、AUD/NZD、AUD/USD、EUR/AUD、EUR/CAD、EUR/USD、GBP/JPY、GBP/AUD、GBP/NZD、EUR/NZD
・チャートの使用時間軸:1分足
(↓以下は作者「MRCN」さんの説明引用です↓)
「Dr Morning M1 BUY ver」は、「Dr シリーズ」早朝スキャルピングのM1限定EAです。
「Dr シリーズ」の早朝(MT4時間の0:00時台)スキャルピング M1 専用EAになります。
M1 買いトレードに限定したスキャルピングです。
通貨毎に早朝スキャルピングに特化したM1用にロジックの調整を行い、安定した取引を行います。
1トレード1ポジションの安全設計EAとなっており、リスクを限定できます。
※ナンピン、マーチンゲールのロジックは使用しておりません。
※推奨通貨ペア以外でご利用の場合は、ご自身にてバックテストを行ってください。
※経済指標発表時や中銀政策金利発表時はなるべく運用を停止することを推奨します。
※フォワードテスト運用では基本的に全ての推奨通貨で運用しますが、相場の状況によって予告なく運用設定を変更・停止することがありますので予めご了承ください。
Twitterにて収支報告や製作中EAのフォワードテスト結果をアップしております。
Tweets by MRCN280629321
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『Dr Morning M1 BUY ver』は悪いEAではないと思うのですが、もう少しパフォーマンスと安定感がないと使いづらい印象となりました。
もし使いたい方は、パラメータのMaxSpreadは必ず調整しましょう。
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