作者『TryStar』さんのEA『gee_Blade_Scal_GBPJPY_M15』を検証評価した結果をご紹介します。
EAの総合評価採点→48点／（100点満点中）
EAの検証評価コメント：
『gee_Blade_Scal_GBPJPY_M15』は良いEAだと思いますが、長期バックテストの内、どのスパンで見るかによって評価が分かれるEAとなるでしょう。
好調期・不調期がハッキリ分かれているのですが、長期の平均としては、
プロフィットファクタが1.02ということで、合格ラインに届かず。
最大ドローダウンも33.25％：1014.64ドルということで、かなり大きいです。
これらの数字だけ見ると使えないEAのように見えますが、資産推移のグラフを見ると分かるように、近年は右肩上がりになっていますので、そこに合わせこんで作られたようです。
ですので、そこをどう評価するかになるでしょう。
近年の相場環境が続くと信じて使うか、長期の評価で見合わせるか、の判断になります。
また、近年はパッと見で右肩上がりでも、トレード数がとても多いグラフで圧縮して見ている形になりますので、
それでもこれだけギザギザの波がはっきり見えるということは、コツコツドカンの特性はあります。
ある程度の資金量とメンタルがある方には良いかもしれません。無い方には厳しいかもしれませんが、不調期回避戦略で運用するならアリかもしれません。
EAの個別項目評価採点：
プロフィットファクタ：2点／（20点満点中）
最大ドローダウン：2点／（20点満点中）
1年間の取引数：20点／（20点満点中）
資産グラフがキレイな右肩上がり：10点／（20点満点中）
売りと買いのトレード数のバランス：8点／（10点満点中）
トレード手法の安全性：6点／（10点満点中）
それでは実際に、ＥＡ『gee_Blade_Scal_GBPJPY_M15』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
EAのバックテストデータ：
・プロフィットファクタ：1.02
・最大ドローダウン：33.25％：1014.64ドル（初期資金3000ドル約30万円、ロット0.01の場合）
・勝率：85.01％
・1通貨ペア当たりの1年間の平均取引数：約647回
・1通貨ペア当たりの1年間の平均損益額：約840円（ロット0.01の場合）
・対応通貨ペア：GBP/JPY
・チャートの使用時間軸：15分足
（↓以下は作者「TryStar」さんの説明です↓）
着実に利益が積み上がりますので、長く運用して下さい。
取引通貨：GBP/JPY
取引スタイル：スキャルピング
取引時間足：M15
・GBP/JPYのM15のスキャルピングです。
・高勝率、低ドローダウンのスキャルピングEAです。
・エントリー条件に合えば、終日エントリーします。
・目標利益、または、内部ロジックによるトレーリングストップにて決済します。
・デフォルトの設定では、市場が休日である土曜・日曜に保有ポジションを持ち越さないように、週末（日本時間の土曜日の深夜）に全保有ポジションを決済します。設定を変更すれば、週またぎのトレードも可能です。
※ナンピン、マーチンゲールのロジックは使用しておりません。
（↑以上が作者さんの説明です↑）
ということで、『gee_Blade_Scal_GBPJPY_M15』は良いEAだと思いますが、長期で見た場合は判断が難しいのと、短期・中期で見る場合も、ある程度の資金量とメンタルが必要になってくるでしょう。
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