作者『EA Analysis』さんのEA『EARLY PHOENIX』を検証評価した結果をご紹介します。
総合評価採点→77点~95点/(100点満点中)
検証評価コメント:
『EARLY PHOENIX』は良いEAです。
ご存知の通り、『EARLY PHOENIX』は、まったく同じEAなのに複数の通貨ペアに対応しています。
多くの通貨ペアで、これだけ良いパフォーマンスが出せるということは、基本的なロジックに優位性が間違いなくあるということです。
プロフィットファクタが高く、最大ドローダウンが小さいですので、小資金の方でも安心して使っていただけるでしょう。
ただし、総取引数が少ないですので、他のたくさんのEAと組み合わせたり、多少ロットを上げないと利益は小さいです。
また、ゲムトレードに表示されている「投資収益率」ですが、計上されている通貨ペアが複数ある場合はその合計となっていますので、『EARLY PHOENIX』の場合は8で割って見ないといけません。
そして注意点ですが、同じ口座内(同じMT4内)で、同じEAを通貨ペアを変えて複数並行して使う場合は、必ずパラメーターのマジックナンバー(MAGIC)を変えてください。
デフォルトでは、「20120101」となっていますので、例えば同じMT4内で3つ使うとしたら、その3つが全部違う番号になるように変えてください。
入力できるケタ数は決まっていますが、番号は何でも良いです。
ただし、変えた時に今度は別のEAと同じにならないように、かなりランダムになるように変えたほうが良いです。
例えば「32165593」とか、ガラッと変えたほうがいいです。
多くのEA作者さんは、マジックナンバーを年月日にしているケースが多いですので、末尾だけ変えるような変更ですと、他のEAとかぶってしまう可能性があります。
EAはマジックナンバーによってオーダー処理を管理しますので、同じだと機能しません。機能しないだけならまだ良いのですが、マイナスに作用すると危険ですので、必ず変更しましょう。
変更方法ですが、「パラメーターの設定」で、「MAGIC」の項目の数字を変えます。
数字の部分をダブルクリックすると、変更可能になりますので、数字を打ち変えてOKします。
個別項目評価採点↓
プロフィットファクタ:14点/(20点満点中)
最大ドローダウン:17点/(20点満点中)
1年間の取引数:12点/(20点満点中)
資産グラフがキレイな右肩上がり:18点/(20点満点中)
売りと買いのトレード数のバランス:8点/(10点満点中)
トレード手法の安全性:8点/(10点満点中)
それでは実際に、EA『EARLY PHOENIX』の過去10年間以上のバックテストの結果を見ていきましょう。
下図のストラテジーテスターレポートをご覧ください。
・プロフィットファクタ:1.68(※代表でUSD/JPY)
・最大ドローダウン:2.24%(※代表でUSD/JPY、資金30万円、ロット0.01の場合)
・1年間の取引数:約120回
・使用通貨ペア:USD/JPY、CHF/JPY、EUR/CAD、EUR/CHF、EUR/GBP、EUR/USD
GBP/USD、USD/CAD
・使用時間足:5分足
(↓以下は作者「EA Analysis」さんの説明です↓)
エントリーは少な目ですが、末永く見守ってくださいますようお願いいたします。
MT4時間の0:00から1時間の間に最初のエントリーをする朝スキャEAになります。
最初のエントリーからnanpinpips分逆行するとナンピンを一度だけ行います。マーチンゲールとは違い、1ポジション単純に増えるだけですので、リスクは限定されます。
決済に関しては、指値及びロジックに基づいて行うことがほとんどになり、ストップロスにかかることはあまりありません。
推奨通貨以外にも当EAを使用することができますので、使用される場合は、ご自身の判断に基づいてご使用ください。
推奨通貨すべてを他のEAとは別のMT4をインストールしてご使用いただく方法をおすすめいたします。
(↑以上が作者さんの説明です↑)
ということで、『EARLY PHOENIX』は良いEAですので、ぜひポートフォリオに入れると良いでしょう。
ただし注意点として、同一MT4内で複数の通貨ペアで使う場合は、必ずマジックナンバーが全部異なるように打ち換えてください。
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