VPSのMT4でバックテストをしてはいけない理由

Q:ご質問の内容

先日お話しした買ってしまった有料EAですが、全ティック・10年分で複数のパラメーターの最適化をかけると、もの凄く時間がかかると思いますし、現在契約中のABLENET VPS メモリ1Gプランでは、フリーズしてしまいましたので、今後の事を考え、使えるねっとプラチナプラン・冬の50%オフキャンペンーンを利用し追加契約しました。

そちらで、時間はかかると思いますが、10年分のデータで最適化やバックテストをやり、良いパラメーターを探っていきたいと考えております。

それから、やはりシストレは年内に全決済し、損益マイナス●万で終わりにしました。

資金を全額引出し、100%ボーナス利用でGEMFOREXに入金後、堀川様のプレゼントポートフォリで運用していこうと考えております。

現在、ゲムトレ―ドで運用中のプレゼントポートフォリオ①の口座は、いい感じに利益が出ておりますので、少しずつ口座数を増やし、リスク分散しながら運用していこうと思います。

色々ありがとうございます。

今後も、不明点、その他、ご連絡させていただくこともあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

A:お答えした内容

一点気になったことがあるのですが、もしかして、バックテストをVPSで実施されていたのでしょうか。

もしそうでしたら、それは大変危険です。

理由は3つあります。

(1)一般的なVPSの処理能力としては、EAでのトレードはもちろん出来ますが、バックテストをできるだけの能力はありません。

スペックがそこそこ高めのデスクトップPCですら、他の作動に影響するくらいメモリやCPUを使います。

VPSでは、まったくバックテストに対応できる処理能力がありません。

※もしVPS内のMT4でバックテストをされていたとしたら、必ずテスターのヒストリーを削除してください。とてつもない容量を使っています。

ファイル→データフォルダを開く→tester→historyの中にあるファイルを全削除

(2)バックテストをしている間は、同じVPS内でトレードしている他のMT4やEAのレスポンスに影響を与えてしまいますので、それも避けないといけません。

(3)VPSにトラブルが起こった時に、自分のPCですぐに手動決済できる環境を整えておかないといけません。

ご自分のPCにMT4を設置し、バックテストをするということも重要ですが、もう一つ重要な役割があります。

例えば、VPS会社のほうで回線やハード機器にトラブルがありシャットダウンして再起動できない場合や、MT4がエラーで固まってしまうことも、実際に時々あります。

他には、同じ回線内で他のヘビーユーザーが不正な使い方をした場合、共有サーバーですので、同じ回線を使っているユーザー全員が悪影響を受けます。

そうなってしまうと、もしポジションを持ったままですとEAが決済処理をできない状況になってしまいます。

そのまま予定外にポジションを持ち続け、大損してしまうことがあります。

反対に、運が良ければ逆に大儲けすることもありますが、リスクのほうが高いです。

もしVPS側のMT4が機能しない状況になった場合は、すぐにPC側のMT4からログインし、手動でポジションを一個一個決済しましょう。

続き
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